「地デジ」って何?
初めてコマーシャルを見たとき、すいぶんと先の話だと思っていたが
早いもので2011年のアナログ放送終了まであと3年。
家電量販店では地デジモデル一色。
しかも薄くてドデカいw
ちなみに我が家も15年活躍した21型画面4:3のアナログテレビの調子が
悪くなったので去年地デジ対応薄型液晶42型に買い換えました。
さて画質はいかに?
その差は歴然でした。
ま〜、デジタル映像のキレイなこと。
というよりも、地デジ対応テレビでアナログ放送を見たときの
画質の悪さのほうが際立ちました。
アナログのテレビでみるとそんなに画質が悪いとは思わないんですが・・・
さて、地デジって何?
略さずに言うと『地上デジタル放送』。
従来のアナログ放送は、アナログ信号(信号の強弱で情報を表現する放送)でしたが、デジタル放送はデジタル信号(符号化した信号の組み合わせで情報を表現する)による放送のことを言います。
例えるなら、レコードがCDになった感じのイメージでしょうか。
さて、デジタルの宿命ともいうべきコピー&ダビングの問題。
なにせデジタルデータはコピーしてもデータが劣化しない。
悪用されるとたまったもんじゃない。
地デジも、もちろんコピーに規制がかかっています。
従来の「コピーワンス」と2008年6月から運用が開始される
「ダビング10(ダビングテン)」という規制方式。
これら2つの方式を次で見てみましょう。
コピーワンスとは?
名称からも分かるとおり「コピーは1回」ということである。
2004年4月から運用されておりBS・地デジ放送の番組に適応されている。
ちょっと複雑なのですが、簡単に言うと
・デジタル放送を「録画機」に保存すると、その行為が「1回」とカウントされる。
このあと、その録画機から別のメディア、デジタル機器へのコピーはできない。
「ムーブ」のみ可能となる。しかもムーブするとムーブもとのデータは消去される。
*従来のアナログ機(VHSなど)へはダビング可能。
これってある意味こわくないっすか?
ムーブ中に万一、停電や録画機などハード面のトラブルがあって失敗した場合、
移動元と移動先、両方のコンテンツデータを失ってしまうかも?!
てな感じで現在運用中の「コピーワンス」に対しては不満の声があがり
新しい方法が提案された。
それが・・・「ダビング10(ダビングテン)」なんですね。
ダビング10(ダビングテン)とは?
端的にいうと「コピー9回+ムーブ1回」。
総務省ホームページによると・・・
例えば、ハードディスクに録画したものをDVDに書き込む場合、
9回のダビングと1回のムーブにより、番組を記録したDVDを
10枚まで作成することができます。
(最後の10枚目を作成した際に、ハードディスクに録画された元の番組は消去されます。)
【引用】総務省ホームページ http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/digital-broad/answer04.html#06
「ダビング10(ダビングテン)」とはなんですか?
お、「コピーワンス」よりもいいじゃん!って思うけど実際は微妙だったりする。
ユーザーにとっては厄介なコピー問題。
運用開始までには解決しているといいけどね。