UVケアにみる光老化と日焼け止め

まずは、UVケア(日焼け止め)の基本について見てみましょう。

UV=紫外線は直接肌にダメージを与え、そしてさらに、フリーラジカル(活性酸素)を

発生させるのです。UVは肌を酸化(サビ)させ、皮膚細胞DNAを傷つけ破壊します。

このUV(紫外線)によって受けた肌のダメージは少しずつ蓄積し、

肌の老化現象となって段々とみえてくるのです。メラニン色素が増加し、

皮膚はくすみ、シミが発生してきます。

また皮膚の奥深くでは、皮膚の張りに大きな役割を果たしているエラスチンや

コラーゲンが破壊・変性されて、張りがなくなり、しわやたるみが増えるのです。

このようなUV(紫外線)による肌の老化を「光老化」といい、

自然の老化とは区別されています。

もしあなたが、「肌の老化は仕方ないと思う」

そう思っているなら、それは大間違い!

遺伝子により決定されている肌の老化現象はたったの20%なんです!

20%なんですよ!

じゃあ残りの80%は?

はい、察しのいいあなたはお気付きのことでしょう。

そうです、残りの80%の肌の老化はUV(紫外線)によるものなのです!

というこは、UV(紫外線)ケアに力を入れて日焼け止め対策をしっかりと

行えば、肌の老化速度を落とすことが可能なのです。

ある意味、肌の老化は普段の心がけ次第で、制御可能なのです。

UVケアにおけて、日焼け止めクリームなどは基本中の基本なのですが

グッズとしては、日傘、帽子、手袋、マント、サングラスなどなど

いろいろあります。今回は日傘にスポットを当ててみます。

UVケア(日焼け止め)の基本アイテムの日傘

UV(紫外線)ケアを目的として日傘をご使用であれば、

暑くなくても、日傘をさすことをオススメします。

UV(紫外線)の照射量のピークは気温も高い6月〜8月ですが、

実は4月〜9月と長期間に渡ってUV(紫外線)照射量は多いです。

また、曇りや雨の日は大丈夫と思っている人もいると思いますが

快晴時の紫外線を100%とした時、薄曇りで快晴時の約80%、

曇りで快晴時の約60%、雨で快晴時の約30%のUV(紫外線)が

降り注いでいます。

世間一般によく売られているものは、黒、白、シルバーの色のものです。

黒はUV(紫外線)を通しにくい色なのですが、真夏の日が照りつける中では

逆に暑苦しくて、ストレスがたまりますw

白は見栄えも涼しくていいのですが、UV(紫外線)が通貨しやすいです。

となるとシルバーがいいのですが、見た感じがなんとも言えず・・・w

最近ではオシャレな日傘がたくさん出てきているので

通販サイトなどでチェックしてみましょう。

きっとお気に入りの日傘が見つかると思いますよ^^

◆ちょっと情報

【晴雨兼用パラソル】

日傘を探しているとこんな標記の日傘をみかけませんか?

これは一般的に「晴雨兼用傘」と呼ばれる傘は、あくまでも日傘を主としていて、

雨傘専用としては耐水性能が劣るため、不要な誤解を避けるためにこのような

記載になりました。

業界標準の表現として「晴雨兼用パラソル」と表記してゆくことが

日本洋傘振興協議会で定められているのです。

日傘の種類

UV(紫外線)カットの日傘は様々な種類があります。

価格は2000円代が主流で10000円オーバーのものまで。

そんなに何本も必要がないと思いますが、

女性の方は使うシーン別に持っておかれると

ファッション面からも困ることがなくていいです。

冠婚葬祭用に黒の折りたたみ、アウトドア、スポーツなどには

シルバーや白の通常〜ビッグサイズ。ちょっとした外出には

白やベージュの折りたたみなど。

あと、最近では男性用日傘も人気を集めています。

男性が日傘というと、ちょっと抵抗があるかもしれませんが

ぜひ使ってみてください!

その涼しさと、快適さに手放せなくなりますよ^^

これはわたしが体験済みです。

子供用ももちろんあります。ただ、現実的には男性の方と同様、

友達の前でははずかしかったり荷物になったりとちょっと

現実的ではないかもしれませんね。

この場合は他のグッズで対応する方がよいでしょう。

子供の頃の日焼け止めはアメリカやオーストラリアでは国が

指導しています。それだけ子供の頃のUV(紫外線)ケアが

重要だからです。

日本ではそういった面でまだまだです。

実際にはUVケアに関心の高いお母さんくらいのものでしょう。

まだまだ、黒く焼けた肌は健康の印という神話が残っていますから・・・

日傘の使用だけで、UVケア(日焼け止め)がばっちり

出来ているわけではありません。

UVカット率99%の日傘を差されていても、アスファルトの照り返しで

10%程度のUV(紫外線)を受けているのです。

こればかりは日傘でもカバーできませんので、

日焼け止めクリームなどの併用がオススメです。

上手に日焼け止めクリームや日焼け止めアイテムをつかって

効果的にUVケアで日焼け止めしましょう!

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